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中小企業診断士試験の第一次試験を初心者から合格を目指すまでの3ステップとは!?
今回は中小企業診断士試験の第一次試験に関するオススメ書籍を紹介します。初心者から合格を目指すまでの3ステップとは!?
どんな3ステップ(3冊)?
この3冊で中小企業診断士の一次筆記試験への合格が可能です。試験は7教科ありますので、実際の各テキスト、問題集ともに7冊ずつありますが、それを終えた時、中小企業診断士の一次試験対策はバッチリとなります。
この7教科は試験への対策は勿論ですが、現在社会で働く人にとっては業務でも使用可能な教科ばかりですので、日々の業務のスキルアップにもなります。学習領域も非常に広いですので、こちらの学習の結果、その他の資格へのシフトチェンジも可能です。
【ステップ1】 まずはテキスト!わからなくても読む!
TAC出版が過去の問題傾向を精査した上で作成されていますので、非常に要点良く作成されています。7教科ある為、テキストもそれぞれの教科ごと計7冊ありますが、各教科ともその他の教材やテキストで補充する必要がありませんので、この1冊のみで一次試験対策までの知識はすべて網羅可能です。
まずは1冊は分からなくても読み切り(最初の読み切りは1冊2~3日あれば十分です)、後述する問題集を解き、間違えた問題は再度こちらのテキストで再確認する作業を繰り返すことで知識の定着が図れます。
特に重要なポイントは太字で強調され、繰り返しテキストにも掲載されていますので、テキストの流れのまま学習すれば十分な知識が得られます。
【ステップ2】 次は問題集!基本、応用問題を解く!
ステップ1のテキストに即した問題集となります。テキストの流れに沿った基本、応用問題となりますので、分からない場合はすぐテキストの関連項目とリンクするように掲載されているますので、重複学習に非常に重宝します。こちらもまずすべての問題を解いた後に、間違った問題をテキストで再学習することで、知識の定着が図れます。
テキストに対応して7教科分の問題集がありますが、実際の試験に対応した4択~5択の選択問題ですので、1冊完了するのも2日程度で十分可能です。すべての問題の後に、1問1問詳細の解説も付いてますので、場合によってはテキストに戻る必要もなく、この1冊で知識の再構築が可能な点も、この問題集の魅力です。
【ステップ3】 最後は過去問で実際の試験に慣れる!
実際の過去問が過去5年に遡ってまとめて掲載されています。テキスト、問題集と学習した結果、現在の力量を量るのに最適な問題集です。過去問を解くことで試験に向けての自信になりますし、分からない問題もステップ1のテキストで即確認可能です。実際の試験時間と同じ時間で解いてみることが重要です。
試験時間は60分もしくは90分ですが、実際の試験の問題数は非常に少ないですので、1問1問しっかりと検討する時間もありますし、それらの時間配分を試験までに把握することが出来る点でも、こちらの過去問は非常に重宝します。
まとめ
これから中小企業診断士(一次試験対策)を独学で目指す人へ
7教科と科目数が多く、それに応じてテキスト、問題集ともに冊数は多いですので、なかなか取っ付き難い印象を持たれるかもしれません。しかし、上記の流れでまず1通り進めることには思ったよりも時間が掛かりませんので、まずやり始めることですんなり7教科の学習が完了出来ます。
何よりもこれから中小企業診断士を目標にされている方ですので、志を持って望まれていることと思います。1教科終えるごとに知識と自信の定着が実感でき、7教科終えた時は非常に達成感が得られるものと確信しております。まずは1つ1つ地道に頑張ってみて下さい。想像以上の充実感と未来が開けると思います。
時間の使い方に気をつけて!とにかく継続!
独学の最も難しいところは、時間のとり方と継続することだと思います。働きながら学習する人は仕事終わりに1時間でも2時間でも、まず毎日継続することがとても大切です。
学習当初は苦痛を感じることもあるかもしれませんが、30分でも毎日継続することで、ある時から急に、1日学習しないと気持ち悪いくらいになります。それは学習が習慣になった結果であり、そうなればこちらのものです。
まずは1日の時間は考えずに、毎日テキストや問題集に触れることが合格への道になるかと思います。