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病院薬剤師として活躍する基礎とづくりに必要な3ステップとは!?
今回は病院薬剤師に関するオススメ書籍を紹介します。病院薬剤師として活躍するための3ステップとは!?
どんな3ステップ(3冊)?
病院薬剤師として活躍する基礎となる3ステップです。薬学生であれば、薬剤師国家試験は余裕で合格できるようになるレベルに到達が可能です。ただし、広い視野に立ってやること!例えば、薬理学をやったらその先の薬物治療学もちゃんと理解することが大事です。逆に前段階の生理学や生化学などの該当項目をアウトプットできるように訓練することも大切です。
病院薬剤師を対象にいうのであれば、多職種が決してすることができない相互作用の評価・対応ができるようになります。副作用の早期発見を薬からの視点と病態からの視点から出来るようになります。
【ステップ1】 これは手元に置いておきたい!薬剤の一覧表!
本のタイトルの通り、薬理学の作用機序を図で解説を行い作用機序別に各薬剤を一覧表で提示しているところがよいです。しかももれなくまとまっていることが素晴らしいです。
巻末には副作用や相互作用を簡単にまとめてあるので病院薬剤師だけではなく薬学生にも大変おすすめでです。余白も多いので、書き込みをすることで自分だけのまとめノート的な使用方法も十分可能ですね。初版発行から10年程度たち、定期的に改定されているところには驚きを隠せません。
【ステップ2】 薬の相互作用をわかりやすく解説!勉強しやすい書籍です!
薬物相互作用は大きく分けて薬物動態学的相互作用と薬理学的相互作用に分けることができるます。膨大な相互作用を機序別分けて多くの例・図をもとに解説しているところがよいです。また、図や表をふんだんに使っているだけではなく、症例を取り上げているところも勉強しやすいですね。
薬の相互作用は、なにも薬と薬だけではなく、薬と飲食物もあります。飲食物が関与する相互作用もしっかりと網羅されているところが素晴らしいんです。また、冒頭部分で化学構造式を扱っています。化学の知識が充実している薬剤師からすると大変勉強になります。
【ステップ3】 ビジュアルでわかりやすく解説!根拠がみえる!
病気が見えるシリーズと同系統のシリーズですが、写真や図を多く使用しているのがグッドです。実際に薬剤師も現場に出ると薬の知識だけでは太刀打ち出来ませんが、この本は症候学の基本を理解するのに大変有用だと考えます。病気が見えるも組み合わせることでより病態や治療学への理解が深まると思います。
実際にバイタルサインを取るのは難しいかもしれませんが、多職種(主に医師や看護師であろうが)がどのような視点で業務を行っているのかは大変参考になりますよ。
まとめ
これから病院薬剤師として活躍したい人へ
医療の高度化に伴いどんどん薬物治療も進歩します!素晴らしい薬剤師になれるように頑張ってくださいね!