目次
診療報酬事務能力認定試験(医科)を初心者から合格を目指すまでの3ステップとは!?
今回は診療報酬事務能力認定試験(医科)に関するオススメ書籍を紹介します。初心者から合格を目指すまでの3ステップとは!?
どんな3ステップ(3冊)?
診療報酬事務能力認定試験(医科)に独学で一発合格するための3冊です。
診療報酬事務能力認定試験は、レセプト業務についての知識を問う試験です。沢山ある医療事務の資格試験の中でも、特に難易度が高い試験であると言われています。試験内容は、医療保険や法規が出題される学科、外来と入院のレセプトを1問ずつ作成する実技です。試験には何を持ち込んでも良いという、とても珍しい試験です。
しかし、当然のことながらその場で一つ一つ調べながら解いていては、時間内に解き終えることはできません。1冊目で制度の概略を知り、2冊目のドリルでレセプトの基本から演習を行い、3冊目の問題集で過去問を解けるようになり、合格できる力をつけることを目標としています。
診療報酬請求事務能力認定試験とは?
以下は公式HPからの引用です。
この試験は、診療報酬請求事務に従事する者の資質の向上を図るため、公益財団法人日本医療保険事務協会が実施する 全国一斉統一試験です。
【ステップ1】 試験の全体像を知る!初心者にも使いやすい!
主に学科試験の対策に役立つ本ですが、試験の全体像を知るためにも良い本です。診療報酬の基本と改定された点について項目ごとに分かりやすく書かれています。初学者の方にとっては、図やイラストで医療や保険診療のしくみがイメージしやすいと思います。
実際に医療事務の仕事についている方は、改定されたポイントが整理されているので、試験に必要な情報を効率的に得ることができます。試験では、その年の診療報酬改定についての問題が多く出題されています。受験を決めたら、まずこの本を読んでみて下さい。試験の時に持ち込むと、学科試験を解く際にも大活躍する本です。
【ステップ2】 短時間で効率良く学習するにはこれ!
資格試験で問われる単元と論点ごとに学科とレセプト作成問題が載っています。基礎的な問題が多く、ポイントが分かりやすく書いてあります。初学者やレセプト実務が未経験の人、試験勉強のためにあまり時間を掛けられない人は、この問題集を解いてみてください。
ドリル形式になっているので、短い時間で問題を解きながら要点を整理し、知識を増やすことができます。1冊で300問の問題がありますので、「一日あたり○問解く」と決めて計画的に進めやすい問題集です。3冊目の問題集を解き始める前に使って、過去問を解くための力をつけましょう。
【ステップ3】 試験前は過去問!間違えたところはノートに書いて見直そう!
試験前の総仕上げのための問題集です。過去問が6回分と予想問題が載っています。解説もとても詳しいので、独学者にとってとても使いやすいと思います。
オススメの使い方は、問題を解いて不安なポイントや計算間違いをノートに書いて残しておく方法です。試験にも持ち込んで、最後の見直しのときに一緒に見返すようにすると、ケアレスミスを防ぐことができます。
合格のためには一度解いた問題の目標時間を短く設定して、何度も繰り返すことが大切です。別冊付録の「レセプト作成マニュアル」は、学習をすすめるときにも試験のときにも見やすくて役に立ちます。
まとめ
これから診療報酬事務能力認定試験(医科)を独学で目指す人へ
他の医療事務の資格に比べて合格率が低い試験なので、勉強を続けていくことは大変だと思います。私も最初は過去問が全然解けなくて困惑しましたが、ドリル→過去問→予想問題と段階的に学習して問題を解いていけば必ず合格ラインに達することができます。合格を目標に頑張って下さい!
合格者からのワンポイント!
3冊目の問題集は、『2016年版医療事務[診療報酬請求事務能力認定試験(医科)]合格テキスト&問題集』でも良いと思います。同じような内容ですので、実際に本の体裁などを見て使いやすい方を選んでください。
医療事務の最高峰の試験!通信講座で学ぶという方法も・・・
「診療報酬請求事務能力認定試験」の合格を目指すなら通信講座もオススメです。
豊富な事例でたった3ヶ月で診療報酬請求事務能力認定試験の合格レベルに。