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日商簿記2級を初心者から合格を目指すまでの3ステップとは!?
今回は日商簿記2級に関するオススメ書籍を紹介します。初心者から合格を目指すまでの3ステップとは!?
どんな3ステップ(3冊)?
日商簿記2級に合格するための3ステップ(3冊)です。
これからおすすめする3冊をしっかりと学習することで、1試験範囲となる知識の9割と、2自分に合った試験時の時間配分や解答順序がマスターできます。
簿記は100点満点中、70点以上で合格できる試験です。満点を取る必要はありませんので、膨大な試験範囲の中から試験に出る可能性の高い部分に絞って学習することで合格までの期間を短くできます。
学習期間全体の構成としては、一冊目で3級レベルの内容を復習し、二冊目で2級の範囲を学習します。そして、三冊目で実践です。試験1か月前までに、二冊目まで完了していると無理なく合格水準に到達できると思います。
【ステップ1】 まずは基礎固め!
2級商業簿記の試験範囲の基礎となる、日商簿記3級の復習に使用します。2級は約60点分が商業簿記となり、2級商業簿記のテキストを読んでもほとんどの内容が3級レベルの内容理解を前提としています。中でもこちらのテキストがおすすめなのは、解説と簡単な演習問題がセットになっているからです。
文字も大きく絵や図表も多いので、本の厚さに反してさくさくと進められるのも、学習の進捗が良いように感じてモチベーションを保つのに効果的でした。余白にどんどん書き込んで使用していました。
【ステップ2】 2級の知識を頭に叩き込む!
一冊目で紹介したテキストの2級版です。商業簿記と工業簿記の2冊がありますが、2つでセットです。おすすめの使い方は、両方同時に進めること。慣れるまでは内容が混乱して大変なのですが、2級は分量が多いので、どちらかを先にやると試験までに忘れてしまいます。
商業簿記の方が内容としては難しいのですが、一冊目で3級レベルの内容をしっかり理解できていれば問題なく進められるはずです。分からなくなっても、テキスト中に3級テキストでの記載場所が書いてあるのも、使いやすいポイントです。
【ステップ3】 問題集をやり込む!商業/工業簿記どちらも!
二冊目のおすすめと同じく、商業簿記と工業簿記の2つでセットです。この本は、学習テキストで一番うすいのですが、一番時間を使うべきテキストです。簿記の学習は、繰り返しが肝心。何度もやって手が覚えるくらいでやっと、本番に変なミスをしないで済みます。テキストのほとんどが解説に費やされている点がおすすめのポイントです。
最低でも10回はやりこむと良いと思います。また、ここでも使い方は同じで、商業簿記と工業簿記を同時に進めることを強くおすすめします。
まとめ
これから日商簿記2級を独学で目指す人へ
日商簿記2級は、簿記の中でも一番コストパフォーマンスが良い試験だと思います。税理士や会計士の事務所でも、2級保持者は採用対象に含まれます。努力した分結果が出る試験でもありますので、辛いときもありますが頑張ってください。
独学での勉強は、お金をかけずに自分のペースでできるのが最大の魅力だと思います。おすすめした書籍がマスターできたら、過去問題集をやってみると良いかもしれませんね。