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管理栄養士を初心者から合格を目指すまでの3ステップとは!?
今回は管理栄養士に関するオススメ書籍を紹介します。初心者から合格を目指すまでの3ステップとは!?
どんな3ステップ(3冊)?
社会人が管理栄養士国家試験に合格するための3冊です。
管理栄養士国家試験に、社会人でも”必ず”合格できます。栄養士の上級資格である管理栄養士は、国家試験をパスしなければ取得できません。ですが既卒(社会人)が取得しようとすると、合格率が10%程度にまで落ち込んでしまいます。
それはなぜかというと、管理栄養士国家試験が「広く浅く」知識を問う試験なのに対して、社会人は試験範囲をカバーできるほどの勉強時間を確保できないのです。
ですが、これから紹介する3冊を使って勉強すれば、社会人でも”必ず”合格できます。そもそも管理栄養士は勉強さえすれば合格できる資格なのです。
その証拠に、たっぷり勉強時間が確保できる新卒の合格率は例年90%前後と既卒よりもずっと高いのです。頑張って合格しましょう。
【ステップ1】 クエスチョン・バンクの最新版は絶対持っておこう!
管理栄養士をはじめとした医療系の資格を取りたい学生から絶大な支持を受けるクエスチョン・バンク、通称「QB」です。毎年直近の試験と法令の変更に合わせて出版されるので、必ず最新版を購入してください。
国家試験を構成する10範囲に沿って、過去問から選りすぐりの問題とそれらの解説が掲載されています。クエスチョン・バンクの解説は表やイラストが豊富なので、理解しづらい臨床系や応用問題にも対応できます。難点は1000ページ近くあるため、持ち運びに不便な事でしょうか。(私は範囲ごとに切り分けて使ってました。)
【ステップ2】 ステップ1の補助に使うと効果絶大!
「看護・栄養・医療事務介護他医療関係者のなぜ?どうして?シリーズ」は、「クエスチョン・バンク」と同じ医療情報科学研究所が出版しているシリーズです。
新米管理栄養士の「栄子」と、何でも知ってる「スーパートマト」が栄養士が働く現場で起こりうるトラブルに対応してく会話形式で進んでいきます。この二人の会話を読み進めるうちに、自然と管理栄養士国家試験に対応できる知識が身に付きます。
私はクエスチョン・バンクでどうしてもわからない範囲だけを選んで購入して読みました。口語調の優しい説明ですらすらと頭に入ります。勉強の補足として、息抜きとして、他にもいろいろな場面に対応できそうなシリーズです。
【ステップ3】 最後は絶対に管理栄養士過去問を解いてください!
管理栄養士は過去問が勉強のベースになるので、過去問集を解くことは合格するための最短ルートであり、言い換えれば過去問の解説を暗記するほどやりこめば、合格可能性はグンと上がります。
昨年度の試験問題は本試験と同じ形式で収載されているので試験直前の腕試しとして、それ以前の過去4年分は試験分野ごとに収載されているので、苦手な範囲に絞った効率的な勉強向けとして、それぞれ使い分けて勉強に使えます。
またすべての問題に解説が掲載されているのですが、その解説だけでは理解できないことが多く…。そこで私は解説に自分で調べた情報を書き込んで自分だけの解説書を作りました。
まとめ
これから管理栄養士を独学で目指す人へ
何度も言うように、管理栄養士は勉強すれば”必ず”合格できます。忙しい社会人は新卒と違い勉強時間が限られているからこそ、より効率的な試験勉強が求められるのです。試験対策の基本は過去問を解くことですし、過去問さえ解ければ合格できると思います。
過去問を見ただけで解説が言えるようになれば、どんな問題にも対応できる応用力が身に付きます。なので同じ問題を何度も解き直し、一つ一つの疑問を解消しながら勉強を進めてください。
独学は最新情報に弱い・・
独学の限界は、最新の情報を教えてくれる存在がいないことです。法令や医療の知識は毎年のように更新されるので、こまめに厚生労働省のHPなどを見て、最新情報をつぶさにゲットできるよう、書籍に限らずネットの情報も駆使して頑張ってください。